広島東南RCと台中RCは、1966年(昭和41年)に姉妹縁組を結びました。以降、互いの創立周年記念式典開催に参加したり、訪問の機会をつくり交流を楽しむなど、半世紀を超える交流を深めてまりました。年月が経過すると共に、両クラブの会員は若返りをし、昔からの親しい会員が少なくなっている中でも、奉仕活動として台風災害への見舞訪問・親睦活動など、相互交流は大切にして今日に及んでいます。
広島東南ロータリークラブの創立30周年記念式典の開催には、台中ロータリークラブ43名もの皆様が来広され、当時会長を勤めた廖会長から心温まる祝福の言葉をいただきました。 『ーこの年のRIテーマは、「エンジョイロータリー」とあり、両クラブのロータリアンは共にロータリアンであった幸せを、心から喜び「ロータリーを楽しみましょう」奉仕と友情の精神に身を持ってこれを遂行し、友愛と溢れる雰囲気の中、皆様のご活躍を間のあたり拝見した、一同非常に嬉しく真に喜び堪えません。我々は活動の場を益々拡げ、ロータリーを通じてより良き世界を作る為、手に手を取って、共に努力して行こうではありませんかー』 長年築いてきた有効関係を守り続けています。
広島東南RCは時のRI会長テーマ「人類は一つ・世界に友情の橋を架けよう」に呼応し、1982年にハワイのパールハーバーRCと姉妹縁組を結びました。2002年に締結20周年を迎え、記念事業として両クラブが共同で現地のRCとの連携のもと、ミクロネシア連邦のトラック島を対象とした世界社会奉仕プロジェクトを展開することに決定。両クラブには太平洋戦争に関連する地域での奉仕活動でこの20周年を記念したいという基本的な願いがあり、このプロジェクトは、広島東南RC、パールハーバーRC、現地のトラックラグーンRC、RI5000地区、RI2710地区、RI2750地区、ロータリー財団という7組織の協力と、現地のニーズを調査することから始まりました。結果、約5年という時間をかけた大プロジェクトとなり、姉妹縁組締結20周年に加えて、広島東南RC創立45周年(2005年)、パールハーバーRC創立55周年(2005年)、ロータリー100周年(2005年)の全てを記念する長期的プロジェクトとなりました。今でも友好関係は続き、当クラブにとって大切な存在となっています。