2018年5月17日
創立60周年記念事業計画
広島東南ロータリークラブは創立60周年記念事業として以下の事業を実施する。
被爆樹木の意味の認知を拡大する事業
広島市では2020年被爆75周年を迎えることから被爆遺産の継承に重点を置いて色々な事業を実施している。被爆遺産とは具体的には被爆建物と被爆樹木を指しており、当クラブはこれまで、RIによる世界平和フォーラムに際して紹介された被爆樹木の苗や種を平和のメッセージとともに世界各地へ配布するプロジェクト「グリーンレガシー広島イニシアティブ」に協力して、フォーラムに際して日本各地に配布した被爆樹木の苗のその後のフォローを行ったり、創立55年記念事業として被爆樹木の標識の寄贈と取付イベントを行なったりして、クラブとしての平和推進活動を被爆樹木に関する事業に特化させており、広島市の平和推進部と連携してそれらの事業を進めてきた経過があり、被爆75周年に重なる当クラブの創立60周年の記念事業についても、広島市の事業に協力し被爆遺産である被爆樹木の平和への意味の認知を拡大する事業として以下の具体的な事業を実施する。
◎被爆樹木の写真の撮影と撮影した写真データの広島市への寄贈。
被爆樹木のカタログ的な内容の樹木紹介とMAPの制作は広島市が本年度から事業化している。これに呼応して、被爆樹木の四季折々、色々な気候の中での表情などを詳細に撮影し、世界中に配布植樹されている被爆樹木の母なる樹を見 たいという要望に応えるものとする。
◎記念写真展の開催と写真集の発行。
撮影した写真に被爆時の写真や説明などを加えて写真展を開催する。充分に浸透していない広島市民の被爆樹木とその意味についての認識向上を目的とし、被爆75周年のイベントの一角をなすものとする。
◎広島と長崎の爆心地の中間点に両市の被爆樹木の苗を植樹した記念スペースを設ける。
広島と長崎は被爆都市として核廃絶や平和推進に関する不断の努力を続けている。被爆樹木の意味の認知を拡大するために、両市の爆心地の中間点(福岡県築上郡上毛町)に、両市の被爆樹木の苗を植樹した記念スペースを設け、新しい 平和への拠点とする。