2018年5月29日
広島東南ロータリークラブの創立40周年に当たり、記念事業として、子供達を対象にした、「未来へ、わたしの夢」-キミの明日を描いてほしい、をテーマとした絵画コンクールと国際交流を計画し、1999年8月から2000年8月までの一年間の期間をかけて実施しました。
西暦2000年という節目の年に迎える創立記念事業は、未来への夢を育てるものでありたいと考え、そしてできれば世界につながる国際性豊かなものでもありたいと考えました。そして何よりも東南ロータリークラブらしいものにしたいと考えました。
そのような趣旨から、子供達を対象に、未来を描き、姉妹クラブと行う国際的事業とし、クラブ会員全員が長期にわたって参加協力する国際的文化イベントとして企画したものです。
この事業は、広島とハワイで未来を描く子供達の絵画を募集し、厳正な審査によってそれぞれ50作品を選定し、広島とハワイで展覧会を開催し、入賞者数名をそれぞれのクラブで招聘し、ホームステイによる国際交流を行うという三段階で構成されております。
事業実施にあたっては、広島市、ホノルル市、広島市教育委員会、中国新聞社の後援を得て、広島・ハワイ両地の小中学校の全面的協力を頂きました。
1999年8月から1年間、両クラブの全会員が、それぞれの持ち場で協力し、広島・ハワイ両地域社会と両国の子供達に大きな足跡を残し、その上広島東南ロータリークラブとハワイ・パールハーバーロータリークラブとの姉妹交流に新しい展開を生み出して、成功裏に2000年8月終了致しました。
この事業で特記すべきは、絵画コンクールで入選しハワイに派遣した子どもたちが、ハワイに行って経験したことをその後の成長の糧とし、その後10年で立派に成長し、50周年の式典に参加してくれたことです。子どもたちのこの経験の感想文は50周年記念誌に掲載されています。