社会奉仕リーダー　鹿瀬賢二 10月24日、東南ロータリークラブ例会場において寄贈品の贈呈式を行いました。 2710地区2022―2023年度地区補助金を活用したものです。 　吉島病院では新型コロナウィルス感染症重点医療機関として、陽性及び疑い例患者の入院受入や外来診療を行い、また、結核においては唯一の受入病院となっています。こうした中、対象病棟では陽性及び疑い例患者対応後、次の患者に感染が伝播しないよう、厳重な消毒が必須です。従前ではアルコールによる清拭消毒で行っていましたが、それだけでは完全ではないと言われていることから、患者により安全な医療環境を提供するため、紫外線照射による消毒機器を寄贈しました。 贈呈式では、吉島病院院長山岡直樹様にご出席いただき、寄贈した趣旨とタワー型紫外線殺菌装置の簡単な仕様、実際に使用されている様子をプロジェクターを使って紹介しました。

　会長から「コロナ禍にあって、医師・看護師・患者の皆様の安全安心な医療の提供に役立てる事に喜びを感じます」と挨拶があり、山岡院長からは「コロナ禍での医療現場において非常に有意義な機器を寄贈して頂き、大変ありがたく思います。寄贈して頂いた消毒機器は約20分の使用で殺菌効果があり患者の速やかな受入が可能となり、医師や看護師の精神的な負担が軽減され、患者をお待たせする時間が短縮することが出来ています。」との謝辞を述べられました。 以上、地区補助金事業のご報告です。皆様のご協力に心より感謝申し上げます。